2015年2月2日月曜日

エクササイズ遺伝子検査


エクササイズ遺伝子検査を院長の勧めで受けてみました。

簡単な口腔内検査だったので気軽に体験できました。

自分でどのような筋肉タイプかがわかり
今後のダイエットやトレーニングなどのやり方が大きく変わりそうです。

私は持久力系の筋肉タイプなので
趣味のサッカーやロードバイクがあっているようで安心しました。

後、ダイエットでは代謝系が低いようなので糖質食事制限などの
やり方が合っている事がわかりました。

有難う院長!


速筋線維遅筋線維とは、

スプリンターには速筋線維が多く、マラソン選手にはが遅筋線維多い
という事を聞いたことがあるでしょう。

 筋肉は、筋線維という細い筋細胞が何千本も束になってできているのです
その筋線維には3種類あります。
 
その3種類の筋線維はそれぞれ性質が異なり、其々の筋線維がどの位の
比率で含まれているかで、その性質が決まります。

 3種類の筋線維はそれぞれ性質が違うのですが、その比率は人によって大きく異なります。
 
スプリンターは速筋線維の比率が高く、解糖系代謝が発達し、
筋肉の出力が大きいものの、持久力に劣ります。 

マラソン選手は遅筋線維の比率が高く、酸化系代謝が発達し、
持久力に優れているものの、出力は小さいです。

この性質を乳酸の蓄積という面から考えてみると、
 速筋線維は解糖系が発達している割に、酸化系が弱い為、
乳酸を発生させやすく、蓄積しやすいという欠点を持っています。
 
速筋線維は、乳酸を出しながら糖を代謝する事で急激にエネルギーを作っています。
 酸素を利用せずに一気にエネルギーを爆破させる動きには最適なのです。
見方を変えると「乳酸を作り出すことのできる能力」が速筋線維にとって大切なのです。

 遅筋線維は乳酸を発生させるとすぐに酸素を用いて酸化的に代謝します。
 乳酸が蓄積しないので持久力に優れています。
 蓄積すると疲労物質になる乳酸を、むしろエネルギー源として消費しますので、
運動の効率に優れています。
 
速筋線維で発生した乳酸を受け取ってエネルギーとして利用することもできると、
最近のスポーツ生理学では考えられているそうです。

 「乳酸を利用してエネルギーを作る能力」が遅筋線維にとって大切なのです。

 ちなみにタイプIIaの中間筋線維は、解糖系も酸化系も発達していて、
乳酸の発生量も多いのですが、それを消費するスピードも速く、
速筋線維と遅筋線維の中間的な性質になっています。


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